戸隠リレーブログ(12) 戸隠合宿へ初めての参加(砂糖)
私は、2005年に突然の血尿があり、検査の結果、尿管がんと分かり、右の尿管と腎臓を全摘し、膀胱の一部も摘出しました。担当医からは、尿路の下流側へがん細胞が流れているので、尿管がんにかかった人の約30%が膀胱がんにもかかるリスクがあるとのことで、定期的な検査を続けていたところ、約半年後に膀胱上皮にがんが見つかり、化学療法で治療しました。
郭林新気功の水戸教室は、自らもガンを患っていた故F先生の茨城県近傍のガン患者のためになるのであればとの強い思いから、2006年4月に発足しました。郭林新気功ががんに効くとのことで、私もこの水戸教室の発足時に妻と共に入会しました。F先生のお誘いもあり、2006年に水戸教室から、私たち夫婦、F先生を含めて4名で戸隠合宿に参加しました。戸隠までは私の車で行きました。今では水戸から北関東、関越、上信越高速道経由で戸隠まで約300kmを3時間程度で行けますが、当時はまだ水戸-高崎間の北関東高速道路が開通していなかったため、その倍の時間がかかったと思います。戸隠の宿に着くと、しゅう先生、まるこ先生等の温かい出迎えを受けました。しゅう先生は、ご実家は長野にあり、がんを患っておられたお父様のために郭林新気功に入会し講師の資格まで獲得されたとお聞しました。この戸隠合宿は、しゅう先生のご尽力で発足し、合宿当日も事務局として忙しくされておりました。
2泊3日の合宿では、初日の午後に、故萬田先生のオリエンテーションがあり、2日目と3日目の早朝には森林公園まで宿のマイクロバスで送ってもらって、全員で準備体操、予備功、風呼吸自然行功、収功、休息をとった後、各自希望する練功ごとに分かれて、先生方にご指導していただきました。また夕方には、同じ病歴等のグループに分かれて各自の体験談等の話を聞くことができ、たいへん参考になりました。末尾に戸隠神社近傍の地図を添付しておりますが、自由時間には、戸隠神社の中社や奥社を散策するとともに、信州名物の新そばも堪能できました。その時に森林公園で撮影した入口標識とコスモスの写真を添付します。なお、このブログには掲載していませんが、森林公園で夫婦で撮った写真(私ががんを患って1年後のものですが)を見ると、妻の表情から私の回復に一安心しているようにみえます。また宿の前で撮った萬田先生ご夫妻、F先生、Kazzy先生、ウーさん先生、まるこ先生等の映っている集合写真を見ると、皆さん、15歳若かったなと懐かしく思い出されます。この戸隠合宿をご準備いただいた萬田先生ご夫妻、諸先生方、全国各地から参加され、貴重な体験談等を共有できた皆様に感謝、感謝です。
私は、その後もこの戸隠合宿には5回程度参加でしていますが、それについては次報で書きたいと思います。
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